「サーキュラーシティ蒲郡」の実現に向けて、自由民主党蒲郡市議団では、蒲郡市と事業連携の協定を結んでいる株式会社ダイセキの名古屋事業所を訪問いたしました。
株式会社ダイセキは、東京証券取引所、名古屋証券取引所に上場している企業です。工場などから廃油や廃液、汚泥を回収し、年間24万トン(タンクローリー2万台分)の再生燃料をつくっています。また、廃棄物の回収に、特殊な技術を有していることから、座礁したタンカーから重油を回収した実績もあります。
見学させていただいた名古屋事業所の周囲には民家もありますが、事業所内の脱臭・洗浄を強化している他、モニタリングやパトロールも実施しており、この成果もあって、地域との共生が実現しています。この十数年苦情もないということです。
このたび、蒲郡市が進めるサーキュラーシティー実現のための実証実験として、市内で回収した一般の家庭ごみから、燃料をつくり出す事業に取り組んでいただきました。現在、本格的な事業化に向けて、検討が進められています。
蒲郡市がサーキュラーシティーの施策を推進していくためにも、同社の果たす役割は非常に大きいと感じます。今後のさらなる市との協働に期待したいと思います。